歩き続けた女性たちの草の根労働運動 多田とよ子著

多田とよ子さん百寿記念著作刊行会編

定価1540円(本体1400円+税)
四六判ソフトカバー 本文252頁 ISBN978-4-938296-18-6

草の根から立ち上がり、女性の権利拡大や地位向上を目指した労働運動の最前線での記録や女性リーダーたちの活躍を生き生きと描き出した著作集。戦後労働運動における女性リーダーの先駆として活躍してきた多田とよ子さんの百寿を記念して出版。

 (もくじ)
第一章 多田とよ子オーラル・ヒストリー
第二章 私にとってのゼンセン労働運動
第三章 赤松常子とその「志」を継いだリーダーたち

著者紹介(ただ とよこ)
1925(大正14)年、千葉県に生まれる。小学校高等科卒業後、15歳で東京調布市の軍事工場で寄宿舎生活をしながら働くも、体調を崩し終戦3か月前に帰郷。1949(昭和24)年、寄宿舎時代の同僚から全繊同盟を紹介されて、機関誌『友愛』の編集アシスタントとして採用。1年後に機関紙『全繊』(後の『全繊新聞』)編集担当。1960(昭和35)年、働きながら明治学院大学(二部)に入学し、社会学を専攻。1962年、全繊同盟寄宿舎対策副部長。1964年、全繊同盟中央執行委員・寄宿舎対策部長。以降、1984年まで中央執行委員、常任中央執行委員を連続して勤め、働く女性の権利の拡大、労働条件の向上、労働組合への女性参加・参画の拡大などに尽力。1974年総理府婦人問題企画推進会議委員(~1978年)、1979年労働省婦人少年問題審議会・男女平等問題専門家会議委員(~1982年)を務める。この間、同盟等が主催する「全国婦人の集い」議長、政策推進労組会議婦人部会座長、全民労協婦人部会アドバイザー、国際労働財団プロジェクトアドバイザーなどを歴任。1985年、第14回赤松賞受賞

フライヤー

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